3DVR撮影

3DVR撮影とは、実写VR映像を立体的に再現する3D撮影技術となります。3D撮影は視差を活用して現実世界と同じように左右の目に異なる映像を撮影し立体視を実現させます。3DVRコンテンツや3Dプロジェクター上映コンテンツにおいて、立体視映像を用いることでビジュアル体験が向上します。

3DVR撮影機材の紹介

弊社では、様々な撮影シチュエーションに対応できるよう、VRコンテンツや3Dプロジェクター上映用の撮影に使う3D映像撮影機材を取り揃えています。以下の機材は、弊社所有3DVR撮影機材の一覧となります。

360度3D撮影機材 – 3DVR360

Jaunt One VR

ハリウッド仕様に作られたと言われている、Jaunt One VRは360度3D撮影に特化した設計で、24個の高解像度レンズを搭載しています。18ストップという広大なダイナミックレンジを有し、シネマグレードの画質を実現しています。各レンズは個別に動作し、その映像を結合することで高品質な360度立体視映像を収録します。視聴者が映像の中で自由に見渡すことができる高品質な3DVRコンテンツ制作用。

Yi Halo

360度3D撮影が可能で、Jaunt Oneに比べて軽量化されており、機動性に優れています。GoogleとYi Technologyが共同開発したこのカメラは、17個のカメラを一体化し、これらすべてのレンズの映像を組み合わせることで、リアルな3D空間を捉えます。視聴者が映像の中で自由に見渡すことができる高品質な3DVRコンテンツ制作用。

Kandao Obsidian

コンパクトで使いやすい360度3D撮影用カメラです。大型タイプの360度カメラでの撮影が困難な現場などで活躍します。3DVRコンテンツ制作用。

180度3D撮影機材 – 3DVR180

Z-cam K2 Pro

60fpsと高フレームレートに対応し、15ストップと言うダイナミックレインジで暗い環境でもクリアなVR180度の3D映像を捉えることが可能なカメラです。これにより、あらゆる環境下での撮影に対応できます。シネマグクオリティの画質を実現しています。3DVR180制作用。

3DVRシアター・3Dプロジェクター投影用撮影機材

Panasonic AG-3DA1

この一体型3Dカメラは、二つのレンズを内蔵し、左右の映像を同時に撮影することで立体視を実現します。被写体に合わせ、視差、ピント、ズーム等を同時に調整しながら撮影します。高品質な3DVRシアターコンテンツ制作3Dプロジェクター投影コンテンツ制作用。通常の動画撮影と比べ、シームレスに視差を合わす必要があり経験とノウハウが必要な機材。VR360やVR180では撮影出来ないZOOM機能が搭載されている為、VRシアターでは映像コンテンツの幅が広がります。弊社では3DVRシアター・3Dプロジェクター投影用のコンテンツ制作を長年の経験あるスタッフが承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。なお、水中用にカスタマイズされたハウジングも弊社で保有しておりますので、水中撮影も承っております。

3D映像の編集

撮影後の3D映像編集は、左右の映像の同期、視差の調整、色調や明るさなどの調整が求められます。これにより、視聴者に現実感のある立体映像体験を提供します。また、シーンの切り替え、特殊効果の追加、音声の調整などを行い、視覚的な表現を更に引き立てます。
視聴者の視線を適切に導くことも、3D映像編集の重要な要素の一つです。映像中で自然に視聴者の視線を向けるべき箇所に導くよう視線の流れを計算し、編集を行います。これにより、ストーリーテリングの効果を最大限に引き立てることができます。
視覚効果や音響効果の活用も、映像に深みとリアル感を与えるために欠かせません。特に3D音響効果は、視覚体験を補完し、より深い没入感を提供します。映像のシーンごとに最適な音響効果を選択し、映像と同期させることで、映像の魅力をさらに引き立てます。
視聴者が体験するVR環境の多様性を理解しているのも大切なポイントです。視聴者の視聴環境に最適な編集方法が異なりますので、それを考慮しながら編集を行い、全ての視聴者に最高の体験を提供することを目指し制作を行っております。
3D映像制作の全てのプロセスにおいて、撮影から編集、そして最終的な出力まで、最高品質の映像を提供することを心がけております。技術と芸術が融合し、新しい可能性を常に追求し続けます。

VR映像制作に関し

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